ハロプロ・モーニング娘。考察ファンブログ『おかき山アラレの好奇心』

モーニング娘。などのハロプロ系アイドルを中心に「おかき山アラレ」が考察していくファンブログです

天才・佐藤優樹はモーニング娘。の新エースだったのか?

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モーニング娘。10期の人気メンバー佐藤優樹ちゃんが、ついにモーニング娘。の卒業を迎えました。

佐藤優樹 ファースト ビジュアルフォトブック 『 三角の硝子 』

思えば、2017年に同じくモーニング娘。の10期メンバーであった工藤遥がモーニング娘。’17を卒業して以来、工藤遥ちゃんのファンが、相方だった佐藤優樹ちゃんに流れたこともあり、この4年間は、モーニング娘。の一番人気と言えば佐藤優樹状態が続いていました。

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芸能人でも、指原莉乃ちゃんを始め、佐藤優樹ちゃん推しを名言する人は多く、「鞘師里保の次のエースは佐藤優樹」を期待する声は多かったように思います。

 

 
そんな佐藤優樹ちゃんフィーバーに対して、本人はおろか、事務所もそこまで執着せず、多くの楽曲・グループでの集合写真で、佐藤優樹ちゃんはセンターではなく、後列に立っていることが多かった印象です。
 
ハロプロ・モーニング娘。の多くのファンは、「佐藤優樹ちゃんはモーニング娘。のエース」と認識していたものの、メディアにメイン級で登場したり、モーニング娘。の単独センターを佐藤優樹ちゃんが務めることは、ほぼありませんでした。
 
 
なんだか、人気の高さの割に、扱いが不遇だったように思える佐藤優樹ちゃんは、鞘師里保の次の新エースだったと言えるのでしょうか?振り返っていきたいと思います。

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天才と言われた佐藤優樹ちゃんの特徴

 
モーニング娘。の10期メンバーで、小学生という低年齢で、辻加護を思わせる、前述した工藤遥ちゃんとのセット売りのような形で、デビュー後は二人1組のような形で売り出されていました。

まーちゃんくどぅーのハロプロ先輩探訪団

そんな中、佐藤優樹ちゃんは、加入当初よりお姉さん的存在だった道重さゆみちゃんに「あの子の天然は本物」と言わせる、天然っぷりを、多くの場面でファンに見せてきました。
 
佐藤優樹は天才的アイドルだと言われた所以は、キャラとスキルとのギャップにありました。
 
天然でありつつも、面白く、オチまで計算されたトーク力はまさしく天才で、ライブでの見所であり、佐藤優樹ちゃんがよく喋ってくれる回のコンサートは、そりゃあもうとても楽しかったですね。
 
天才と言われる所以として、他にもものすごいリズム感があげられるのですが、元々ピアノが特技なこともあり、音感・リズム感が冴えており、加入後すぐに重要なパートはつんく♂さんに任せてもらっていましたね。
 
ダンスでの音ハメも見ていて気持ちがよく、レジェンドメンバーでエースだった後藤真希のダンスが何をやっても色っぽい動きと夏まゆみ先生に褒められてたのと同じように、佐藤優樹ちゃんのダンス・歌は、何をやってもリズムが気持ちの良い動きでした。
 
歴代のモーニング娘。メンバーの中でも、天性のリズム感の良さを持つ天才と言えば、後藤真希・佐藤優樹がツートップと言えるのでは無いでしょうか。もちろんそこには、天性の天才的なセンスの他にも、本人達の周りからは見えない努力もあったでしょうが。

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向上心もすごくて、歌では小田さくらに、ダンスでは当時のエース鞘師里保に対して、メラメラとライバル心を出して、「追い抜きたい」と口にしており、良い子ちゃんだらけの今のモーニング娘。内でも、異色なメンバーでした。漫画の天才巨匠・手塚治虫先生が、誰にでも能力のある同職種の方にジェラシージェラシーしていたのと同じように、天才がゆえにジェラシージェラシーが頻繁だったのだと思います。
 
天才であり、驕り高ぶらない佐藤優樹ちゃんの魅力、エース級だったように思うのですが、ここでなぜ単独センター曲が無かったのか?も問題に挙げていきます。
 

人気度の高さの割に佐藤優樹ちゃんに単独センターが無かった不思議

 
今回のモーニング娘。’21の70枚目シングル「Teenage Solution/よしよししてほしいの/ビートの惑星」では、佐藤優樹ちゃんの卒業シングルということで、佐藤優樹ちゃんがジャケ写もMVもセンターとなっていますが、今までダントツのグループ人気だったのに、はっきりと佐藤優樹ちゃんが単独センターだった曲って無いんですよね・・・。
 
「今すぐ飛び込む勇気」では、野中美希とのWセンター

Oh my wish!/スカッとMy Heart/今すぐ飛び込む勇気

「邪魔しないで Here We Go!」でも、単独ではなく森戸知沙希とのWセンターという形でした。

邪魔しないで Here We Go!

「花が咲く 太陽浴びて」が、MVを見る限り単独センターのようにクローズアップされているように思えましたが、蓋を開けてみると曲では譜久村聖ちゃんメインであり、配信曲でもあったので、明確にセンターというわけではありませんでした。

 

佐藤優樹ちゃんの人気を考えると、単独センターで良かったところを、なぜ保険的に佐藤優樹ちゃんセンターの時はダブルセンターにしたのか?

 
モーニング娘。の歴代エースは、安倍なつみ、後藤真希、高橋愛、鞘師里保・・・と、全員単独センター曲が多くありました。
 
以前当ブログでも、エース関連の記事を書きましたが、2015年にエース鞘師里保が卒業して以降、長年モーニング娘。では、「エース不在」論が多い期間に突入しました。
 
譜久村聖がエーダー(エースとリーダーを兼務)と言われたり、歌割の多い小田さくらや、事務所から推されている牧野真莉愛、バランス型でありカントリーガールズのエースであった森戸知沙希など、佐藤優樹ちゃんの他にも、エースに近い存在はいたのですが、どの娘も明確にエースとは言われない曖昧さがありました。
 
中でも、佐藤優樹ちゃんに関しては、ジャケ写で後列やサイド固定が多かったことから、事務所からエースには推されていないのが明確でした。
 

佐藤優樹はエースの素質は十分だったが体調と事務所の推しが弱かった

 
佐藤優樹ちゃんは、ヘルニアや、今回の卒業の理由のひとつでもある過敏性腸症候群など、近年は体調が不安定でした。
 
また、つんく♂さんがプロデューサーだった時期は、佐藤優樹ちゃんが重要な歌割りを振り分けられていたり、2015年以降も、つんく♂さんの曲だとコーラスが佐藤優樹ちゃんだったりで、つんく♂さんは佐藤優樹ちゃんを相当評価して、次期エースとして育ててくれていたように思いますが、
 
事務所の佐藤優樹ちゃんをエースとして推そうとする気配は少なく、ジャケ写での後列・サイド固定が多く、テレビに出演するのも譜久村聖ちゃんや牧野真莉愛ちゃんなど、他のエース候補が多く、佐藤優樹ちゃんがエース的なポジションに配置されている機会は少なかったように思います。

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タイトル「天才・佐藤優樹はモーニング娘。の新エースだったのか?」への回答としては、とにかくファン数や、ファンの熱量は佐藤優樹ちゃんがダントツではあったので、エースの素質は十分だったが、体調の不安定さに対する事務所の不安と、他メンバーをエースとして推したい事務所の思惑により、佐藤優樹ちゃんへのエースにしようとする事務所のプッシュが弱かった・・・よって、ファンが選んで、事務所が認めた「新エースだった」とはいい難いと言えるのではないでしょうか。
 
 
天才と言われた佐藤優樹ちゃんは惜しまれつつ卒業してしまいますが、田中れいなちゃんの「キミイロTOMORROW」( 作詞:田中れいな )の作曲者:SWEET DEVIL SWEET=砂糖 DEVIL=あくまーちゃん の佐藤優樹ちゃん説を信じてる私なので、卒業後はついに佐藤優樹名義で、曲を作って、リリースしてくれる日がくるんじゃないか?と、期待しております!