ハロプロ・モーニング娘。考察ファンブログ『おかき山アラレの好奇心』

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ハロプロ25歳定年説が打ち消されたことでの3つの弊害

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ハロプロ25歳定年説とは?定年説を打ち破るハロプロメンバー登場

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ハロプロ25歳定年説とは、「ハロプロは25歳になると定年で、続けたくてもハロープロジェクトを卒業する暗黙のルールがある」と、ハロオタ達の中でまことしやかに囁かれてきた、ある種噂のようなもので、事務所から明確にはそのようなことは発表されていません。
過去に25歳定年説なんてないよ、とjuice=juiceリーダーだった宮崎由加ちゃんが言っており、「25歳永遠説」というハロプロ25歳定年説をパロったタイトル曲を、卒業に合わせて発表したこともあります。

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今まで、道重さゆみちゃんや矢島舞美ちゃん、和田彩花ちゃんなど、ハロプロに長らく貢献し、また本人も24歳頃になっても、「長く続けたい。」と発言する中で、やはり25歳から年を取る前に卒業していきました。
ハロプロには25歳の超えられない壁…
 
そのため、「アップフロントの会長が、ハロプロメンバーが嫁に行きそびれないように、またアイドル後の第二の人生のリスタートを促すために、25歳定年を設定しているのではないか?」説により、推しメンが23・24歳頃になるとソワソワしだすハロヲタ多数でした。
 
しかしここで、juice=juiceの金澤朋子ちゃんが、初の25歳定年説越えを果たしました。26歳。

Juice=Juice 金澤朋子 ファーストビジュアルフォトブック「tomorrow」

今まで25歳定年制なんてないよと否定してきたハロプロメンバー達も26歳になる前に辞めていきましたが、ようやくハロプロ25歳定年説を打ち破るハロプロメンバー登場したね。
金澤朋子ちゃんは、特に顔が老けない、いい意味で変わらない、大人っぽい美人顔のため、なんだか実感わきませんが、大人になったんですね・・・。
 
 
一説に、コロナが原因で、卒業セレモニー・卒業商法が取れないため、採算をとっていくために、コロナが落ち着いて元のコンサートなどやれるようになるまでは、年長メンバーも25歳を超えても契約延長していくのではないかともいわれていますが、どうなんでしょうか。
 
※2021年11月の横浜アリーナ公演をもって、金澤朋子ちゃん卒業となりました。(理由は持病の療養のため)卒業公演、人気メンバーだけあり、落選者続出でした。
 

ハロプロ25歳定年説が打ち消された弊害とは

 
推しが卒業しないかもと思えば、嬉しいは嬉しいですよね。
AKB48なんかは、特に25歳定年説みたいなのは無い様子で、初期から篠田麻里子さんや柏木由紀さん、小嶋陽菜さんなど、わりとアラサー前後まで卒業しない、いつ卒業してもOKなスタイルで、それを意識して今後はハロプロも定年説を打ち消していくのでは?なんて予想はしていましたが、
 
ハロプロ25歳定年説が打ち消されたことでの弊害がいくつかあるので、考察していきます。

ハロプロ25歳定年説が無い弊害①ハロプロ卒業後の所属アーティストへのサポートが今以上に蔑ろになる?

 
そもそもモーニング娘。他、ハロプロのアイドルが卒業後に移ることのできる別部署のエムラインクラブ(M-line club)が事務所にはあります。
 
ハロプロでのアイドル活動卒業後もタレント活動を受け皿としてバックアップしてくれる組織はあるのだから、私はそちらを一度きりの「ドリームモーニング娘。」企画で終わらせるのではなく、エムライン所属のアーティストにも、どんどん活躍して欲しいと思ってます。

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現在のハロプロは、オーディションをして有能株を見つけると、ハロプロ研修生にし、その後エース格(過去には宮本佳林ちゃん、浅倉樹々ちゃん、山崎夢羽ちゃん、最近では米村姫良々ちゃんなど)は温存して研修させ、モーニング娘。などに加入させずに、新グループ立ち上げの主力として使う傾向にありました。ようは、吉本やテレビ東京が利権に絡んでくるモーニング娘。などに、人気の出るエース格を入れるのはコスパが悪い・・・と判断してると思うんですね、事務所側は。
 
ただ、「モーニング娘。」でなくなったタレントに関しては他社の利権が薄くなってくるので、まだまだ太客がついているハロプロメンバーに関しては、工藤遥ちゃんや小片リサちゃんのように、ハロプロ卒業後に別部署に移した後でも、人気が出るように上手くサポートすれば、新メンバー立ち上げよりもコスパの優れた芸能人として使っていけることに事務所はあまり気付いていないと思うんです。

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ハロプロ卒業後に、卒業したメンバーの芸能活動を上手くサポートすることが、本当にアップフロントは下手だなと思ってます。
 
元Berrys工房の夏焼雅ちゃんなんか、本人のモチベーションも高かったためPINK CRES.(ピンククレス)を三人組で結成しますが、音楽性もビジュアルも、キャッチーでバズる可能性の高かったグループだったのにも関わらず、イマイチヒットせずに2021年に解散となってしまいました。
 
PINK CRES.の「fun fun fun」なんて、曲のクオリティは高いわ、MVのビジュアルは最高だわで、サビの部分だけでもtik tokなんかで曲配信・音源配布しまくれば、バズってそうだったんですが。聴いたことない方、聴いてみてください。
 
渋らずにデジタル配信をガンガンしていけば、PINK CRES.に至ってはインスタと連動などして、話題になることもあっただろうにと思うと残念なんですよね。

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ピンククレスの例のように、ハロプロ卒業後のサポート、アップフロントは下手というか、やる気があまり無い。(人力も足りない?)
 
25歳以上の年齢のメンバーがハロプロ(アイドル部)を卒業しない状況が当たり前になると、今以上にM-LINEなどに所属しアイドル後の芸能活動したい子を、ますますサポートしなくなるんだろうな・・・。
 
道重さゆみちゃんみたいに、卒業後は自分のやりたいことを明確化し、事務所に意見しながらも自己プロデュースをどんどんできる子でないと、いくらハロプロ在籍時に人気があったとしても、段々とサポートされなくなっていき、工藤遥ちゃんのように徐々に蔑ろにされていくような気がします。
 

ハロプロ25歳定年説が無い弊害②メンバーチェンジがないことでのマンネリ感

 
ハロプロは定期的にオーディションを行っており、ハロプロ研修生の数は相当数なのですが、なんせ看板グループのモーニング娘。のメンバーがあまり卒業しなくなってきてしまいました。
 
もちろんベテランメンバーは太いオタを持つ子も多く、売り上げはある程度保障されており、またパフォーマンスも安定している。
 
ただ、つんく♂さんはモーニング娘。なんかは「新陳代謝」をグループのテーマにしていて、人気があるメンバーでも、数年で卒業していき、また新たなメンバーが・・・といったていでやってきていたので、同じメンバーが入れ替わらないのは、マンネリ感に繋がっているかなと思います。
 

ハロプロ25歳定年説が無い弊害③アイドル活動の年齢的な限界

 
女性の「お肌の曲がり角が25歳」と言われるように、25歳を境に女性の身体って結構変わるんですよね。
25歳~って、かなり疲労が残り始めますし、身体にダイレクトに出てきます。ぴょんぴょんライブで跳ねたり、長時間立っての握手なんかは、アイドルとしてのメインの年代である10代にはやはりかなわないと思います。
 
道重さゆみちゃんリーダー期後半に、10代の子たちとライブしてると、後半息切れがすごくて、「長年トレーニング積んでるさゆみんでも、ああなるのか・・・。」と、勇気をもらったりもしましたが、やはり20代後半からは、ガムシャラにやるというより、テクニックと経験がもの言う年代であって、ガムシャラに生歌で歌い続け・ダンスや走りで動き続けるのがアイドル(特にハロプロ)にはどうしてもライブなどで求められるだけに、しんどいと思います。

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どんどん入ってくる10代の若手と張り合ってアイドルやるには、25歳を超えるとなると年齢的な限界があると言わざるを得ません。
 
ハロプロ25歳定年説が打ち消されたことについてのまとめ
 
まとめると、ハロプロに限らずクオリティの求められるアイドル活動に25歳定年説は必要だと思います。
 
体力や老けるスピードなどに個人差はありますが、年齢的な限界は、正直あると思います。アイドルとして人気のピークだった道重さゆみちゃんや嗣永桃子ちゃんなんかは、ピークの時にグループでのアイドル活動を卒業するという決断が的確だった。
 
モーニング娘。の譜久村聖ちゃん、石田亜佑美ちゃんなんかは、モーニング娘。内での初めての25歳定年超えメンバーになるんでしょうか?
 
アイドル活動の年齢的な限界は、やはり25歳が境目なのかなと個人的には思います。
 
恋愛や結婚・子供を産んだりも、やはり25歳~35歳がベストと言われていますし、私も実感します。
別に女にとって今の時代、結婚がすべてではないし、子供だっていてもいなくてもどちらでも個人の好き好きだとは思いますが、年齢的なリミットは、妊娠に関しては必ずしもいつの時代も変わらないので・・・。
 
もちろん仕事が楽しい時期も、この年齢なので、仕事・人生のリスタートを応援する意味でも、アイドルの25歳定年説、理にかなってると思うんですけどね。
 
ただ単純に、コロナによっての卒業・定年の延期なんてのはあるのかな・・・。
一方でアンジュルムの笠原桃菜ちゃんなど、リーダーやサブリーダーになる姿を見せてほしかった若手のメンバーはコロッと突然卒業宣言するので、なんというか心情は複雑です。