2025年7月、モーニング娘。'25のサブリーダー・小田さくらちゃんが、2026年をもってグループおよびハロー!プロジェクトを卒業することが公式に発表されました。
加入から10年以上にわたり、圧倒的な歌唱力でグループをけん引してきた小田さくらちゃんの卒業に、ファンからは惜しむ声が相次いでいます。
本記事では、これまでのキャリアの振り返り、2024年の2ショット写真流出騒動の影響、そして今後の卒業時期の予測までを、丁寧にまとめていきます。
小田さくら、2026年にモーニング娘。卒業へ
モーニング娘。公式サイトにて2025年7月4日に発表された内容によると、モーニング娘。をメインボーカルとして引っ張ってきた小田さくらちゃんが2026年中にグループから卒業する予定です。
2023年頃から本人との話し合いを重ね、昨年の生田衣梨奈さんの卒業をきっかけに卒業のタイミングを本格的に検討。
先日発表された生田衣梨奈ちゃん卒業後の、モーニング娘。'25新体制の中で小田さくらちゃんはリーダー職には就かず、サブリーダーとして後輩を支えるという選択をされました。
なお、現時点では具体的な卒業日については今後あらためて発表される予定です。
2ショット写真流出騒動とその背景
2025年4月、小田さくらちゃんの“男性との2ショット写真”がインターネット上に流出し、ファンの間で大きな話題となりました。
これに対し、小田さくらちゃんは自身のブログにて以下のようにコメントを発表しています。
あの写真に写っているのは私本人です。
知り合いの写真が撮れる方に、家族や友達と一緒に撮ってもらった中の一枚で、たまたまその方と2人で映った写真のみが投稿されました。
問題になるような写真を残してしまったこと、本当に反省しています。
そして、アイドルとしての立場と覚悟の甘さを痛感したとした上で、
今後しっかり身を引き締め、よりモーニング娘。の力になれる人になりたいです。
と強く誓っていました。
この一件が直接卒業に影響したかどうかは明言されていませんが、本人の覚悟に火をつけるきっかけになった可能性は否定できません。
年齢とキャリアから見る卒業のタイミング
小田さくらちゃんは1999年生まれ。2026年の卒業時には満27歳になります。
2012年にモーニング娘。に加入して以来、約14年にわたりグループに在籍。これは歴代メンバーの中でも最長クラスです。
モーニング娘。の卒業傾向を見ても、25歳前後・在籍10年前後が一つの節目となることが多く、小田さくらちゃんの卒業時期はまさに“自然な流れ”とも言えるでしょう。
リーダー辞退の背景にあるものとは
小田さくらちゃんほどのキャリアを持つメンバーであれば、本来リーダー就任が期待されるところですが、2025年の新体制発表ではサブリーダー止まりとなりました。
これについて、運営は「卒業を視野に入れた体制構築を行う中で、リーダーではなく後方支援の立場を選んだ」と説明しています。
“中途半端に責任を持つより、最後まで見届ける側に回る”という選択は、小田さくらちゃんらしい誠実さと責任感の表れだと感じます。
小田さくらの本当の卒業理由は?
公式発表では「本人と事務所との話し合いの末、卒業時期が決まった」とされていますが、長年モーニング娘。を支えてきた小田さくらさんが、なぜ今“卒業”という決断を下したのでしょうか。
一つ目の大きな要因は、先ほども言った通りキャリアと年齢の節目です。小田さくらちゃんは2026年で在籍14年、年齢は27歳。
一般的なアイドルの卒業年齢を大きく上回る長期在籍となっており、「次のステップへ進む時期」として自然なタイミングでもあります。
また、2025年4月に起きた2ショット写真の流出騒動も、本人にとって大きな転機だったと考えられます。
小田ちゃんはこの件について、自身のブログで誠実に謝罪し、反省の言葉を綴りましたが、「アイドルとしての覚悟の甘さ」を自ら認める形となりました。
さらに、リーダー生田衣梨奈ちゃんの2025年7月での卒業を受けて、グループ全体の世代交代が進む中、自身の役割や立ち位置を再考した可能性もあるでしょう。
新たなリーダー体制を見届けながら、後輩たちに道を譲ることを選んだ――その判断には、自身が積み上げてきたキャリアへの誇りと責任感が感じられます。
小田さくらちゃんの卒業理由は、単に「年齢」や「スキャンダル」だけではなく、長い年月の中で育まれた“覚悟”と“決意”によるものだと言えるのではないでしょうか。
卒業時期はいつ?予測される「Xデー」
現時点で卒業日は未発表ですが、ハロー!プロジェクトのスケジュールと近年の卒業傾向から、以下の時期が予測されています。
- 2026年 春ツアー最終日(5月頃)
- 夏のハロコン終了後(8月頃)
- 年末の単独コンサート(12月頃)
“節目となる年末”や“ハロプロ全体の流れと合わせた夏”が有力視されており、特に秋冬ツアーの最終日が濃厚との見方が強まっています。
ファンからの声「寂しいけれど、誇らしい」
SNSやファンブログでは、
- 「さくらちゃんの卒業、ついに来たか…」
- 「正直まだ受け入れられない」
- 「でも最後まで全力で応援したい!」
といった声が多数投稿されています。
これまでストイックに努力を重ね、パフォーマンスで感動を与えてきた小田さくらちゃんだからこそ、多くのファンが“寂しさと感謝”の入り混じった気持ちで見守っているのです。
正直、モーニング娘。'14(道重さゆみリーダー時期)の再ブレイクは、道重さゆみのカリスマ性と鞘師里保・石田亜佑美のダンス力の高さと共に、小田さくらちゃんの歌唱力での楽曲クオリティの向上も、大きかったと思います。
まとめ|小田さくらの卒業は“終わり”ではなく“始まり”
モーニング娘。の屋台骨として12年以上にわたり活躍してきた小田さくらちゃん。
2026年の卒業は、ひとつの終わりであると同時に、アーティストとしての新たなスタートでもあります。
歌唱力はもちろん、精神的支柱としてグループを支え続けたその姿は、後輩たちの目にもしっかりと焼き付いているはずです。
卒業まで残り1年──“小田さくらとしてのモーニング娘。”を、ぜひ最後まで見届けていきましょう。
