モーニング娘。ハロプロ考察ブログ『おかき山アラレの好奇心』です。
今回は、現在の「モーニング娘。のセンター」についてのブログです。
「今のモーニング娘。のセンター」って、誰かわかります?
実は「モー娘。のセンターと言えばこの娘」と言える固定センターって、2016年に鞘師里保ちゃんが卒業して以来、たまに曲ごとにセンターが現れるものの、基本的に固定センター不在なんですよ・・・。
昔は、安倍なつみ、後藤真希、石川梨華、高橋愛、最近だとやはり鞘師里保・・・その時々に、CDジャケットやメディア撮影の中心に配置される、事務所から一番目立つ真ん中ポジションにいるセンター付近のメンバーって、ある程度固定されていましたよね。
当ブログの閲覧者さんの多くは、既にハロプロやモーニング娘。のファンである方が多いのですが、仮にあなたが全くハロプロに興味が無かったのが、ふとしたきっかけでモーニング娘。について知りたいってなったとき、固定センターがいないアイドルグループって、なんかとっつきにくくありません?
メンバーの覚えやすさによって、好きになる・調べてみるハードルが上がるというか・・・。
ハロプロ・モーニング娘。のファン歴10年の管理人おかき山アラレが、ハロオタ目線ではなく、一般のお茶の間ユーザーの視点から、現在のモーニング娘。'22に固定されたセンターがいないことによる弊害・デメリットを、この記事ではできるだけ客観的に考察していきたいと思います。
現在のモーニング娘。'23に固定センターがいないことによる3つの弊害
現在のモーニング娘。、厳密に言うと2017年以降の、鞘師里保が卒業後のモーニング娘。には固定センターがいません。
さらには、明確に事務所やファンが認めるエース的な存在もおらず、かろうじてハロオタ人気が秀でていた佐藤優樹ちゃん(既に2021年に卒業)
と、事務所に推されながら自らのセルフプロデュース力でソロ仕事を勝ち取っていく牧野真莉愛ちゃんが、
と、事務所に推されながら自らのセルフプロデュース力でソロ仕事を勝ち取っていく牧野真莉愛ちゃんが、
若手のエース候補2本柱という形で、グループを引っ張ってはいました。
しかし結局は、明確にエースやセンターというポジションは確立することはなく、メディアに出るときは無難にリーダーの譜久村聖ちゃんが、センターポジションに収まっています。
しかしながら、譜久村聖ちゃんはハロオタ人気は非常に高いものの、本人の控えめな性格や年齢的なものもあり、佐藤優樹ちゃんや牧野真莉愛ちゃんほどのハロオタ以外の一般層への人気・認知には繋がらず、リーダーとしては縁の下の力持ちといった感じで存在感があるのですが、
正直、新規ファン獲得にはやや弱いと思われ、実際に新規ファン獲得が苦戦しているというのが、2017年以降の近年のモーニング娘。といえるでしょう。
また、2023年秋ツアーでのグループ卒業となります。
そんな現在のモーニング娘。'23に固定センターがいないことにより起こっている3つの弊害とは?
①固定センターがいないことで新規ファンが参入しにくい
現在のモーニング娘。って、13人もいて、多いんです。ええ、ファンの私でも時々混乱するし、ライブやテレビで一人一人のメンバー追えません。
正直大人数のアイドルグループって、全員の顔と名前覚えるのって、よっぽど興味があったり、好きじゃないと難しいんですよ。今あなた、知り合いによく知らないメンズアイドルグループ(13人)の写真と動画見せられて、顔と名前覚えてって言われても、付き合いだとしても難しくないですか?
モーニング娘。結成時は5名だったため、テレビをうっすら見ていれば興味がなくとも(私は当時ASAYAN視聴者でしたが、モー娘。全く興味ありませんでした)、フロント2名くらいの顔と名前は覚えられました。
AKB48の初期なんていうのは、人数が始めから20名もいて、かなり新規ファンとして参入する壁が厚かったですが、賛否両論ありましたが顔が特徴的だった前田敦子をひたすらセンターに置き続けることで、なんとなく前田敦子を見ると、「あ、このグループたしかAKBってグループだったな。」と認知されるようになりました。
今は昔よりもアイドルグループが沢山いますし、まずは一人覚えやすい子を置いておかないと、例えば仮に「そうじゃない」をテレビで見て、センターの牧野真莉愛ちゃんって可愛いなと思っても、次にどこかの番組でモーニング娘。が出ていても、センターの子が違うと、その番組に出ているアイドルグループがモーニング娘。だと認識できなくなる・・・
そういったせっかく少しでも興味を抱いた新規ファンの取りこぼしを、今のモーニング娘。ではしているんですよ。
現在のモーニング娘。’22は、新曲をリリースしても、誰も知名度のあるメンバーがいない中で新曲毎にセンターをコロコロ変えているから、
ファン層が「個々のメンバーの顔と名前が一致できる」ある程度沼にハマってしまった後のファンしか寄せ付けない、新規ファンの参入しにくい敷居の高いアイドルグループになってしまっているんですよね。
②固定センターがいないことでグループの迷走感がある
「フォーメーションダンス」という売りを軸に、「ダンスが凄いモーニング娘。」としてイメージを確立し、モーニング娘。’14頃には新規ファンの大量参入がありました。
特に、アイドルが好きな昔ながらのアイドルファンだけでなく、ダンスが好きな・・・特に若者や女性を中心とした新規ヲタが、新たにモーニング娘。の現場に参入する姿が見られました。
鞘師里保センター時代は本当に女性ファンが増えて、客席や公演も女性限定で行われるようになったんですよ・・・。
現在の固定センターがいないモーニング娘。は、結局グループの迷走感がすごいんですよ。何が売りなのか、どういったアイドルグループのコンセプトなのかよくわからない。
牧野真莉愛ちゃんセンター曲が出た時には、スタイリッシュ路線で行くのかと期待したし、
譜久村聖ちゃん・工藤遥ちゃん・小田さくらちゃんのトリプルセンター曲が出た時には、セクシー路線に変換していくのかとワクワクしたし、
森戸知沙希ちゃんセンターになった時には、ついに他グループからエース引っ張ってきて本気出すのかと期待しました。
でも、結局誰もセンターに定着せずに迷走して、曲もなんか年々暗くなっていくし、つんく♂さんがプロデュースしてないモーニング娘。が、一体どこに着地する予定なのか、本当に分からないんですよ。こんなメジャーグループ、他にあります?(困惑)
③固定センターが配置されないことでのメンバーの闘争心の薄れ
現在のモーニング娘。って、メンバー間の仲が良いんですよ。裏ではバチバチ陰湿にやってるのかもしれませんが、表面的にはみんなニコニコ、手をつないで仲良くゴール・・・みたいな雰囲気で。
黄金時代のメンバー間のバチバチは皆さん知っての通りですし
高橋愛ちゃんリーダー時代のプラチナ期には、メンバー全員が全員、特別仲良くしている様子はあまりなく、クールなビジネス的な関係性がヒシヒシと伝わってました。(多分田中れいなちゃんがグループとしての緊張感を作ってくれてたと思う。)
鞘師里保ちゃん時代は、特別な才能のある鞘師里保ちゃんが事務所から特別視されていて、他メンバーからジェラシージェラシーされていて、他メンバーとは少しばかり見えない壁が出来ていた感じがありました。(嫉妬からなのか、近寄りがたかったのか、若干ハブられてる感じもありました・・・。)
アイドルだから、箱推しのファンも多いわけで、仲が悪いより良いにこしたことはないのですが、固定センターがいないことで、メンバー同士の闘争心みたいなのが見えず、「待ってれば自分にクローズアップされる順番が回ってくる」感を出してるメンバーが、私から見ると割といるんですよね・・・。
もちろんコロナ禍で思うように活動できないのですが、それにしても、自己で活動を工夫するメンバーと、何もしないメンバーの差が本当に激しくて・・・。
なんか、一時期の、徒競走ではみんな手をつないでゴール感があるというか、曲ごとにセンターを変えるってやり方は、ある程度メンバーの知名度があるグループでやるからこそのマンネリ防止策であることを、いまの事務所は果たしてわかっているのでしょうか?
これって結局、コロナ禍うんぬんの理由ではなく、固定センターがいないことの弊害である可能性が大きいと思います。
モーニング娘。‘22固定センター不在記事のまとめ
以上、現在のモーニング娘。'22に固定センターがいないことで生じている弊害を、3つお話してきました。
固定センターがいるメリットは、メンバー個々の知名度のあまり無いグループにとっては、本当に重要なので、アップフロントには、ぜひモーニング娘。のセンターは誰がいいか吟味したうえで、これから出す新曲は、まずは3回連続、同じメンバーをセンター固定してみて欲しいです。
ようは1回センターをやったぐらいで、その子のセンター適性は図れない。まずは、センター固定をして、3回新曲を出して、センターだけでも顔と名前を世間に浸透させて、グループ人気・知名度の再浮上を図るべし。
今は、黄金期時代のファンも高齢化してますし、鞘師里保センター時代のファンの貯金でやりくりしてる状態。
令和のモーニング娘。が好きだといって、ファンになってくれる新規オタが、今のモーニング娘。そしてこれからのモーニング娘。には必要なんです!!
現在のモーニング娘。では誰を固定センターにするのがいいのか?を考察して、近日ブログ記事に上げていきます。
お楽しみに。