モーニング娘。'22の加賀楓ちゃんが、２０２２年秋ツアーをもって卒業することを発表しました。
加賀楓ちゃんといえば、２０１６年１２月にモーニング娘。１３期として、横山玲奈と共にデビュー。
ハロプロ研修生として長年研修し、ベテランハロプロ研修生としてハロプロファンには知名度が高く、モーニング娘。加入後は、エースカラーの赤色（加賀楓ちゃんのメンバーカラーはイタリアンレッド）を、卒業したばかりのエースであり新生モーニング娘。の絶対的センターであった鞘師里保から継承しました。
そんな加賀楓ちゃんですが、加入後５年半経過しての卒業に、ファンからは「早い。」の声が上がっています。
加賀楓ちゃんは卒業理由を「ダンスを本格的に１から学んでいくため」と言っていますが、加賀楓ちゃんの卒業理由は、事務所発表のこの卒業理由の他にも、隠された本当の卒業理由が３つあると、おかき山は推測します。
今回は、加賀楓ちゃんのモーニング娘。'22・３つの本当の卒業理由を、加賀楓ちゃんのモーニング娘。卒業後の進路予想と共に、考察していきます。
加賀楓モーニング娘。３つの本当の卒業理由
加賀楓ちゃんは、卒業理由を以下のように語っています。
モーニング娘。として、ハロー！プロジェクトのメンバーとして様々な活動をさせていただく中で、
多方面からダンスに関する知識を得ることが出来ました。
どれも自分にとってはとても興味深く、ダンスと向き合う事への思いが強くなる中、
自身の将来について考える大きなきっかけとなっていきました。
研修生期間を含めた約10年間の活動になりますが、自分に出来ることは全てやり尽くしたと思い、
新しく出来た次の目標に向けて進むため、卒業を決断しました。卒業後は、ダンスを1から勉強し、将来的には色んな方向からダンスに関われる
仕事をやっていきたいと考えています。
新しく出来た次の目標（ダンスの道）に向けて進むことを、卒業理由にあげていますね。
加賀楓ちゃんの卒業理由は、本人や事務所が言うように「ダンスの道に進みたい」という大きな卒業理由があるのは前提として、当ブログでは、加賀楓ちゃんの本当の隠された卒業理由は他に３つあると、おかき山は卒業発表から読み取りました。
結論から言うと、
１）モーニング娘。活動での干され具合への不安
２）コロナ禍やめまい症をキッカケにした将来設計の再構築
３）２２歳という年齢
の３つです。
１つ１つ以下に解説していきます。
１）加賀楓の本当の卒業理由①モーニング娘。活動での干され具合への不安
まず私は、加賀楓ちゃんには、「モーニング娘。活動での干され具合への不安」があったと思います。不安というか、不満だったかもしれません。
というのも、加賀楓ちゃんは、デビュー時からかなり歌唱力が伸びたメンバーだと思っています。
ハロプロ研修生時代から、ダンスは上手だったのですが、歌唱面ではリズム感がかなり悪く、声質が低音で伸びしろがあるのに、ハロプロ研修生時代も、モーニング娘。加入後も、歌唱力に関してはくすぶっている期間が長くありました。
歌割がなかなかもらえず、ライブやテレビで、ソロアングルで抜かれることは少なかったのですが、徐々にリズム感の悪さも改善され、（努力したんでしょうね）
2020年の、モーニング娘。'20発表曲『人間関係No way way』では、重要なパートを任され、ファンからは「かえでぃーすごい！」と、歌唱力についても大絶賛でした。
コロナ禍でモーニング娘。として思うように活動できなくなってからは、TikTokやInstagramなどのSNSを上手く活用し、ダンスを生かしながら個人発信も頻繁に行っていました。
その努力が認められて、NHK 「沼にハマってきいてみた」のダンス回にソロ出演したり、加賀温泉郷のPRモデルに長年起用され続けたりと、活動の幅は広がっていきました。
にも拘わらず、『人間関係No way way』以降、歌割が大幅に増えるといったことはなく、干され気味であったと思います。モーニング娘。は、結成当初より、メンバー同士が歌割のパートが平等ではなく、上手いほどパートも多くなるため、自分の頑張りが、歌割の増加に結びつかない現状に、やきもき・不安があったと思われます。
「約10年間の活動になりますが、自分に出来ることは全てやり尽くした。」という加賀楓ちゃんの言葉から、これ以上ないくらい頑張ったという気持ちと、これ以上やっても報われないだろうという少し諦め・見切りみたいなものを感じました。
事務所から干されている中で、今年に入ってめまい症の発症・休養があった際に、加賀楓ちゃんの心は休養中に折れてしまったのではないか？と予測し、２０２２年８月の、次のモーニング娘。卒業メンバー予想記事に、次にモーニング娘。を卒業しそうなメンバーとして、当ブログは加賀楓ちゃんを挙げていました。
加賀楓ちゃんの、今年に入ってのめまい症・休養も、隠された本当の卒業理由のひとつです。
２）加賀楓の本当の卒業理由②コロナ禍やめまい症をキッカケにした将来設計の再構築
加賀楓ちゃん、２０２２年に入って、３月に新型コロナウイルスに感染。翌月の４月には、良性発作性頭位めまい症で2週間活動休止となりました。
立て続けだったので、ツアーなどの公演を欠席してしまったことを、加賀楓ちゃんは責任感が強いので、復帰後もかなり気にしていた様子でした。モーニング娘。は、ツアーが始まると、朝から夜までぶっ続けに踊って歌い続けるから、めまい症が再発するリスクも、普通の同年代の女子大生と比べたら大きいし、影響もあります。
コロナ禍になって、思うように活動できなくなって、そんな中ネットでの活動を模索している中で、病気でツアーに参加できない・・・長期の休養の中で、将来設計の再構築をしていた可能性が高いです。
病気をキッカケに、人生感や人生の目標など、将来の設計が変わる人、多いです。
加賀楓ちゃんは、走り抜けた１０年間を、病気をした後は、同じようなスピードで走れない、自分のペースを見つける、という選択を取ったんだと思います。
３）加賀楓の本当の卒業理由③２２歳という年齢
加賀楓ちゃんは２２歳。
２２歳って、多くの２２歳の女性は大学四年生で人生をどうするか選択している時期ですよね。
2022年9月7日に、同じハロプロの「つばきファクトリー」のエース・浅倉樹々ちゃんも、同じく２２歳という年齢で卒業発表しました。
２０２１年に卒業したモーニング娘。の人気メンバーだった佐藤優樹ちゃんも、卒業発表・卒業した年齢は２２歳でした。
ハロプロは２５歳定年説があり、多くのメンバーは２５歳になるまでに、もしくは２５歳になった歳に、肩をたたかれる・卒業時期をいつにするのか事務所からほのめかされる傾向にある様子です。
多くの２２歳・同学年の友人・同級生が、就職活動をしたり、内定をもらっている中で、既に芸能界で社会人として働いている特殊な例の加賀楓ちゃん。浅倉樹々ちゃん同様に、２２歳という年齢で、一区切りつけたい思いは大きかったのでしょう。
加賀楓ちゃんの卒業によりモーニング娘。'22が終わる
加賀楓ちゃんの卒業公演は、2022/12/10の日本武道館公演です。
２０２２年、ハロプロ・モーニング娘。’２２にとって激動の１年ですが、これでモーニング娘。'22が終わる・・・のかな？
オーディションしていた、モーニング娘。１７期の発表が、もしかして年内に早くもあるかもしれませんね。
