ハロプロ・モーニング娘。考察ファンブログ『おかき山アラレの好奇心』

モーニング娘。などのハロプロ系アイドルを中心に「おかき山アラレ」が考察していくファンブログです

アップフロントは子供向けコンテンツを舐めきってシェアを失った

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こんにちは、ハロプロ考察ブログ書いてます、おかき山アラレです。
この夏は、子供が女児向け30分ドラマ「ファントミラージュ」にはまりまくり、子供にファントミラージュのグッズばかり買わされていました。

子供向けコンテンツ✖️アイドル侮れないという今回のお話 
 
ファントミラージュ は、テレビ東京系列の、プリキュアと対をなす人気の女児向け番組です。(放送時間も一緒)
戦隊実写物の、女の子向けバージョンです。番組の内容の中で、ダンスあり、歌もあり、主人公の女の子たちはアイドル的な衣装で、オープニングやエンディングも本人たちが歌います。メンバーたちが可愛いし、歌やダンスも上手いんですよ〜



って…これ、何か、「きらりんレボリューション」じゃね?
 

アップフロントは過去にきらりんレボリューションで女の子・子供の人気を獲得していた

今のハロプロメンバー以上の年齢の人なら知っているでしょう…「きらりんレボリューション」の存在を。

 
●きらりんレボリューションとは…
漫画誌『ちゃお』(小学館)で2004年3月号から2009年6月号まで連載され、2005年半ばから2009年初頭にかけては同誌における看板作品。
 
テレビ東京系列にてテレビアニメ化され、アニメ放映期間中は主人公・きらり役の久住小春が「月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)」として主題歌CDをリリースするなど、幼児・小学生女子に向けたメディアミックスが盛んに行われ、人気を博しました。
 
きらりんレボリューションによる久住小春の人気や知名度は、当時のスキャンダル続きのモーニング娘。の人気低迷と反比例していました。
途中から、アップフロントはきらりんレボリューションに、久住小春の出番を控えさせ事務所の次のスターにしたい若手を次々と投入していきましたが、アップフロントの戦略ミス(もあったと思う)、きらりんレボリューションは終わってしまいました。

今にきらりんレボリューションと久住小春の恩恵は続いている(譜久村聖ちゃんなどのきらレボキッズ)ので、こども向けコンテンツはあなどれない !と思います 
 

おはガールやアニメタイアップで続いたアップフロントと子供向け番組の親和性

アップフロントの子供向け番組とのタイアップは、きらりんレボリューションだけではありません。
イナズマイレブンでは、Berryz工房主題歌を担当しました。
 
また、久住小春人気からのおはスタとのつながりができ、歴代おはガールに、スマイレージ(現アンジュルム)から小川紗季、生田衣梨奈(モーニング娘。)、井上玲音(こぶしファクトリー)、船木結(カントリーガールズ兼アンジュルム)を、選出してもらってきていました。
 
2015年の、プリキュア とモーニング娘。‘15とタイアップした「イマココカラ」も記憶に新しいところです。

プリキュアの映画とのタイアップであり、メンバーも実写として子供たちの目に触れましたが、アップフロントはプリキュア  映画上映中に自社側ではプリキュアをほとんど宣伝せず、完全に受け身の仕事のやり方であり、あれからプリキュア関連の仕事にお呼ばれしていません…。
 

アップフロントは完全に子供向けのコンテンツを舐めきっていた

女の子達の間でヒットしていたきらりんレボリューションと言うコンテンツを、自社のを推していきたいタレントのごり押しの場にしてしまって、番組を終わらせてしまったアップフロントでしたが、その後もおはスタやプリキュアなど、人気の子供コンテンツのお声がかかったのは、アップフロントが子供だけでなく、親にもウケが良いと、思われての起用だったのだと思います。例えば、その当時人気が出てきたAKB48などは、スカートひらりなど、PTAの怒りを買いそうなパワーワードを有しており、子供番組に起用をしても、親ウケがイマイチだったと思います。
 
そんな子供向けのコンテンツとの親和性があったアップフロントですが、そこはク●事務所とハロオタに言われているだけあり、子供向けのコンテンツよりも、なぜかアップフロントは10代の女性向けに力を入れ始め、juice=juiceを結成するや、ファッションやメイクのイベントとのコラボレーション、自社の番組でも、ファッションに関する、完全に若い女性向けの企画に力を入れていれ、子供向けコンテンツには目もくれていなかったように思います。ようは子供向けコンテンツを舐めきっていたとしか…。。
 
 

毎年続いていたおはガールの枠は2019年に失った

そんなアップフロントにも、きらりんレボリューションから続くおはスタさんはおはガールに毎年1人アップフロント枠をくれていました。それが今年2019年、ついに冒頭でも書いた「ファントミラージュ 」関連のグループである「ガールズガールズ」が、おはガールの枠を一挙にかっさらう形に…事務所は、ハロプロと腹違いの兄弟的なEXILEの所属するLDHという皮肉。
アップフロントは、おはガールの枠をし失ってしまいました。
 

子供に受けそうな個性派メンバーを投入しなかった

ハロプロにも今まで子供ウケの個性はメンバーたくさん在籍していて、特にももちこと嗣永桃子は、教員免許も持っていて子供ウケが良く、キャラクターの声ため、おはスタにも度々登場していました。
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そんなももちが在籍していたカントリー・ガールズの、後輩船木結なんかは、おはスタの仕事を一生懸命やっていたし、おはガール就任中に、ソロで子供向けのイベントに投入するなどしていれば、かなり子供人気がついてきたと思うのですが。結局、カントリー・ガールズとアンジュルムと言う2つのグループを掛け持ちさせるなど、完全に大人のハロオタ向けの仕事だけで2018年のおはガール在籍中は消費させてしまっていました。勿体無かったと思います。
 
嗣永桃子、船木結、カントリーガールズ…この辺りの、子供に受けそうな個性派メンバーを、子供向けコンテンツとして、子供向けの営業とかやっていけばハマったと思うんですけどね。特に梁川奈々美ちゃんがいた時代に…。ポケモンとか、色々と親和性高かったしね。
 

結果子供向けコンテンツのシェアは他アイドルが奪っていった

アップフロントがそうこうして子供向けコンテンツに背を向けて、アニメやおはスタのタイアップやシェアを手放している間に、他アイドルはうまーく子供向けコンテンツに目を向けています。
 
前述したLDHは、ハロプロ研修生的な、研究生を、女児向けの「ファントミラージュ 」戦隊ドラマに当てて、ヒットを飛ばしています。
 
 
ももいろクローバーなんかは、数年前から頼まれもしてない状況で、子供向けコンテンツに目を付け、子供向けの番組制作の営業をかけて、BSで子供向け番組をやり、細く長く続けた結果、最近では子供の雑誌にも載るようになってきました。
 
ももクロの子供祭り2012~良い子のみんな集まれーっ!~ [DVD]
ももいろクローバーZ
キングレコード
2013-01-23
ももいろクローバーはメンバー増員をしないグループなので、メンバーの年齢層が高くなっているのに合わせて、子供に目を向けるのは、経営陣頭いいなーと思います。10代の若い女の子達よりも、20代の安定してる女の子が子供に語りかけてくるのは親としても安心して聞いてられる。
でんぱ組。においては、今期のプリキュア の主人公の声優やってますから!本当にすごい、主題歌も歌ってます。
 
こういう所に、小田さくらちゃん辺りを投入出来たらと思うのですが…コンサート握手会詰め詰めスケジュールのアップフロントでは無理なのか…。
 
 
唯一、モーニング娘。‘19の佐藤優樹がアニメの声優に今年抜擢されていますが(「あはれ!名作くん」のメイちゃん)、あまり話題にはなっておらず…。
 

子供向けコンテンツに関わることは未来のアイドル集めへの投資

そういうわけで、アップフロントはせっかくの過去の東映やテレビ東京系アニメのつてをうまく利用できず、子供向けコンテンツをあまり意識してなかったことで、シェアを他事務所の若いアイドルちゃん達に流してしまったわけですが…
 
子供向けコンテンツって、未来への投資でもあるのよ。
現モーニング娘。の譜久村聖ちゃん、牧野真莉愛ちゃんなど、「きらりんレボリューション」からハロプロのドアを叩いた現役メンバーもいる。
 
 
最近のハロプロはオーディション・研修生ビジネスの旨味を知ったからか、毎年、馬鹿みたいにオーディションを何度も開催しては、各グループをどんどんメンバーを増やして、同時に研修生を集めるようになりましたが、大量の人数を入れた所で、質が昔より向上してるとは到底思えない。
 
やっぱり、ハロプロにきて、正規メンバーに選ばれる子は、多彩な将来性のポテンシャルの高い子や、ハロプロ愛の高い子に来て欲しい。
そういう子を集めるためにも、子供向けコンテンツで、子供に媚売っておくことで(笑)ハロプロだから入りたい!!って子が増えると思うんだけどなあ。
(正直、最近のハロプロ入りする子って、お金持ちの家の子がアイドルをバイト感覚でやってみたい〜って子や、どこの事務所でもいいからアイドルになりたい!みたいな子が多い気がしてイマイチ愛着が湧かないんだわ…)